利益確定と損切りの注文を一緒に出せる「OCO注文」

OCO注文_アイキャッチ

 

FXの基本的な注文方法は、「成行注文」と「指値注文」、「逆指値注文」の3つであり、これらを使いこなせれば取引に不自由することはありませんが、これらの注文方法を組みあわせた「事前注文」という仕組みを活用すると、更に取引の自由度が高くなります。

今回はいくつかある事前注文の中でも、「場合分け」のときに活躍する注文方法の「OCO(オーシーオー)注文」について見てみましょう。

 

「場合分け」をするときに活躍するOCO注文

OCO注文_概要

 

One Cancels the Other = OCO注文は、「新規注文か決済注文のときに同時に2つの注文を出して、どちらかが成立したらもう片方の注文が取り消しになる」注文方法のことです。

 

OCO注文はIFD注文と異なり、新規注文と決済注文にまたがった使いかたはできませんが、「為替相場が今よりも高くなるときは○○したい、安くなるときは××したい」という場合分けの取引ができる注文方法であるため、特に利確・損切りのタイミングが難しい決済注文のときに重宝する注文方法と言えます。

1ドル=100円のときに買い注文で持ったポジションを決済するときに、為替レートが円安に進んだ場合は1ドル=105円、円高に進んだ場合は1ドル=95円で決済注文を発注するOCO注文を発注した場合を考えてみましょう。

為替レートが円安に進んだ場合は105円での決済注文が発注されて、もう一方の95円での決済注文はキャンセルされて注文が完了します。反対に円高に進んだ場合は、95円での決済注文が発注されて、もう一方の105円での決済注文はキャンセルされることとなります。

 

OCO注文の取引手順

OCO注文の注文方法も、基本的な注文方法とあまり変わりません。FX業者の取引ツールでOCO注文を発注するページから売買したい通貨ペアを選び、取引数量(ロット)をはじめとする必要条件を指定して、注文を発注すれば完了です。

為替市場が指定した条件に合致すれば、自動で注文が発注されて取引が開始されます。

 

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マネースクウェア・ジャパンの成行OCO注文

m2jfx-market-oco

出典:成行OCO|商品・サービス マネースクウェア・ジャパン

 

マネースクウェア・ジャパンのFXサービスである「M2JFX」では、OCO注文の他に「成行OCO注文」という特殊なOCO注文を提供しています。

成行OCO注文は成行注文とOCO注文を組み合わせた注文方法で、成行注文で新しくポジションを持つのと同時に、OCO注文での決済注文を発注するマネースクウェア・ジャパン独自の注文方法です。

この成行OCO注文は、OCO注文の新規注文か決済注文のどちらかの場合分けにしか使えないという欠点を部分的に解消した注文方法であり、為替相場が大きく動きやすくなる大台を意識した取引や、重要統計の発表時などに活用したい注文方法と言えるでしょう。

 

成行OCO注文が使えるFX業者

M2JFX(マネースクウェアジャパン)アイキャッチ M2JFX(マネースクウェア・ジャパン)

 

OCO注文のメリットとデメリット

OCO注文_メリットとデメリット

 

OCO注文は新規・決済のどちらかの注文に対して1回の注文で2つの注文を出し、どちらかが成立すればもう一方の注文は取り消される注文方法です。

利確・損切りを確実に行いたい決済注文のときに非常に重宝する注文方法であることがメリットと言えますが、指値注文と同じように、発注時点の為替レートとかけ離れた為替レート発注してしまうと、いつまでたっても注文が成立しないことがデメリットとしてあげられます。

 

おわりに

FXで取引を続けようと考えたときに重要なポイントは「リスク管理」と「資金管理」の2つと言われています。この2つを守った売買ルールを設定して取引をすることが、FXで利益を得るためには欠かせないポイントとなります。

特にOCO注文は利確・損切りのタイミングが難しい決済注文のときに重用する注文方法であり、FXで利益を得るためにも是非とも使いこなしたい注文方法の1つです。

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