場合分けに有効なFXの「OCO(オーシーオー)注文」とは

場合分けに有効なFXの「OCO(オーシーオー)注文」とは

FXの注文方法の中でも、場合分けの取引を可能とする注文方法が「One Cancel Other(OCO=オーシーオー)注文」です。

決済注文のときに活躍する注文方法として知られるOCO注文には、どのような特徴があるのか見てみましょう。

二つの注文のどちらかが成立する「OCO注文」

「OCO(オーシーオー)注文」は、一度に二つの注文を出して、どちらかの注文が成立したらもう片方の注文が取り消しになる注文方法であり、新規注文・決済注文のどちらの場面でも利用できます。指値・逆指値注文での注文となることなどから決済注文で使われることが多く、利益確定・損切りなど様々な場面で利用される注文方法として知られています。

OCO注文での注文方法の流れ

決済注文のときに役立つ注文方法であるOCO注文ですが、実際の注文の流れはどのようなものでしょうか。

OCO注文を利用した注文の組み合わせとしては、

  • 新規注文…買指値&買ストップ、買指値&売指値、買ストップ&売ストップ、売指値&売ストップ
  • 決済注文…買指値&買ストップ、売指値&売ストップ

などがあります。

どのような組みあわせでも取引ツール上で取引する通貨ペアと数量、注文方法を選んで、取引をはじめる為替レートを設定するだけで取引をはじめられます。

覚えておきたいOCO注文が有効な場面とは

OCO注文は新規注文・決済注文の両方で利用される注文方法ですが、どのようなときに役立つ注文方法なのでしょうか。OCO注文が有効な場面を見てみましょう。

OCO注文の使いかたとしてもっとも一般的なのが、利益確定・損切りの注文を一度に指定するときです。一度に二つの注文を出して、片方が成立すればもう片方が取り消されるOCO注文を活用することで、通貨高・通貨安の両方に対応した決済注文が可能となります。

日本のFXトレーダーが主な取引市場とする東京外国為替市場は、他の主要な外国為替市場と比べても為替レートの値動きが一定の範囲に収まる「ボックス相場」になりやすいという特徴があります。

値動きが一定の値幅(ボックス)で推移すると予想されるときには、OCO注文を活用することで通貨高・通貨安のどちらでもポジションを持つことができます。

OCO注文を利用するときの注意点とは

このように新規注文・決済注文のどちらでも有用なOCO注文ですが、実際の取引ではいくつかの点に注意する必要があります。その注意点を見てみましょう。

新規注文・決済注文をまたいだ注文は出せない

一度に二つの注文を出せるOCO注文ですが、場合分けとして出される注文方法であり、新規注文・決済注文のどちらかに寄った注文しか出せません。新規注文・決済注文をまたいだ注文方法は、OCO注文とは別に「IF-OCO(IFO = アイエフオー)注文」と呼ぶ注文方法で出すことになります。

為替レートの設定を誤ると注文が成立しない

確実に決済注文をしたいときに役立つOCO注文ですが、指値・逆指値注文で取引する為替レートを指定する注文方法であるため、指定した為替レートに達しないと取引がはじまりません。

注文時点の為替レートからかけ離れた為替レートを指定すると、いつまでも注文が成立しなかったり、ポジションを持っていたりするとロスカットの対象となる可能性も出てきます。

OCO注文を生かしたFXサービス独自の注文方法

場合分けを考えた注文のときに便利なOCO注文ですが、指値・逆指値での注文となるため、値幅指定の面では自由度のある注文方法とは言えません。

そこで、OCO注文の機能を生かした、より自由度の高い注文方法が各FXサービスから提供されています。いくつかあるOCO注文を活用した注文方法のうち、代表的なものを見てみましょう。

M2JFX(マネースクウェア・ジャパン)の「成行OCO」

M2JFX(マネースクウェア・ジャパン)の提供する「成行OCO」では、今すぐポジションを持つ成行注文と損失の幅と利益の幅を設定した決済注文を出すOCO注文を同時に発注する注文方法であり、節目となる為替レートをにらんだ取引や、指標発表時など大きく動くときに有効な注文方法です。

⇒ M2JFX(マネースクウェア・ジャパン)の商品詳細はコチラ

外為オンラインFX(外為オンライン)の「クイック+OCO」

外為オンラインの「クイック+OCO注文」は、成行注文と同時に指値注文・逆指値注文を出すことで利益確定と損切りを狙う注文方法です。

OCO注文での決済注文となるので、決済注文の一方が成立するともう一方は取り消されるのが特徴です。

⇒外為オンラインFX(外為オンライン)の商品詳細はコチラ

FXダイレクトプラス(セントラル短資FX)の「成行プラス」

FXダイレクトプラスの「成行プラス」は、外為オンラインFXの「クイック+OCO」と同様、新規注文の成行注文と合わせて、指値注文・逆指値注文、OCO注文三つの注文方法を同時に発注できる注文機能です。

⇒FXダイレクトプラス(セントラル短資FX)の商品詳細はコチラ

おわりに

ここまで見てきたように、OCO注文は新規注文・決済注文のどちらの場面でも役立つ注文方法であり、使いこなせれば安定した取引の実現に大いに役立つ注文方法です。

新規注文・決済注文をまたいだ注文が出せないなどの制約はあるものの、使いかたを覚えておいて損のない注文方法と言えます。

このコラムに関連する記事

チェックリスト: 0 件
開く
全クリア
TOP