意外と知らない?FXの注文時の専門用語を徹底解説!

FXに必要な基礎知識

 

FXを始めると良く使う専門用語は「レバレッジ」や「スワップポイント」などを始めとして、いくつかありますが、それらの中でも「レバレッジ」や「スワップポイント」よりもひんぱんに使うのに、あまり深く触れられていない言葉がとして、「買い注文(ロング)」や「売り注文(ショート)」、そして「通貨ペア」があります。

今回は「買い注文(ロング)」や「売り注文(ショート)」、そして「通貨ペア」が表すものについて、見てみましょう。

 

取引に欠かせない「通貨ペア」

取引に欠かせない通貨ペア

 

FXを始めるとひんぱんに出てくる言葉として「通貨ペア」がありますが、この「通貨ペア」とは何を表す言葉でしょうか。

通貨ペアを一言で説明すると、「取引の対象となる特定の通貨の組み合わせ」のことを言い、FXではこの通貨ペアを取引することで利益を追求します。

通貨ペアを取引するためにはFX業者に証拠金として一定の金額を預ける必要がありますが、FXでは株式の現物取引などと異なり、預けた証拠金を直接取引に使うわけではありません。

証拠金はあくまで「これだけの信用がありますよ」というバロメータであり、預ける証拠金の金額が大きいほど信用が大きくなるため、取引の自由度があがるのです。

 

通貨ペアの書きかたは「左側の通貨を右側の通貨で売買した場合の取引の数値(為替レート)」となり、左側の通貨をどう取引するかで注文方法を表します。

円を売ってドルを買う場合で通貨ペアの書きかたを見てみましょう。

この場合、米ドル/円(USD/JPY)の買い注文(ロング)と言います。左側に置く通貨は基本的に基軸通貨と決まっています。

 

スワップ金利の支払いと受け取りもこのルールに従って表記するので、

  • 主軸通貨(基軸通貨)/決済通貨売りのロング(又は買い)の時、プラススワップ金利は受け取り、マイナススワップ金利は支払い
  • 主軸通貨(基軸通貨)/決済通貨売りのショート(又は売り)の時、プラススワップ金利は支払い、マイナススワップ金利は受け取り

と表記することになります。

 

併せて読みたい

fx_akarichan 取引に欠かせない基本7通貨ペアとその特徴

 

取引の基本となる二つの注文方法

ロングとショート

 

FXの注文方法はいくつもありますが、どの注文方法であっても「買ってから売る」注文方法の買い注文(ロング)と「売ってから買い戻す」売り注文(ショート)の二つの方向性に大きく分けられます。

 

買い注文(ロング)とは

他の通常の商品取引と同様に、FXでも基本的な取引の流れとして利用されているのが、買い注文(ロング)であり、為替相場が上向いているときに「安値で現物を買って、高値で現物を売る」取引です。

通常の商品の取引では、対象となる商品を「買ってから売る」注文方法が主流ですが、取引の過程で必ず一度は取引対象の商品を保有する必要があります。

 

売り注文(ショート)とは

「買ってから売る」注文方法に対して、FXではもう一つの注文方法として「売ってから買い戻す」方法があり、株式取引では「空売り」や「信用取引」と呼ばれているこの注文方法は、FXでは「売り注文(ショート)」と呼ばれています。

売り注文(ショート)は買い注文(ロング)とは反対に通貨ペアを「売ってから買う」注文方法であり、為替相場の下落しているときに「高値で売買契約を売って、安値で現物を買い戻す」取引です。

 

仮に1ドル=110円として10ドルのショートをする場合を見ると、

  • まずFX業者から10ドルを借りて、為替市場に10ドルの売り注文を出します(=1100円を「ショートポジション」で持つことになります)
  • 為替相場が1ドル=100円になった時点で売買が成立したので、手元に11ドルが入ります(手持ちの1100円をドルと交換したので、1100円/100円=11ドルと計算します)
  • FX業者に借りていた10ドルを返却すると、結果として手元に残った差し引き1ドル(100円)が利益となります

という流れになります。

 

売り注文(ショート)をするときに気をつけたいポイントは、低金利の通貨を売って高金利の通貨を買うと、スワップ金利を支払わなければならないことです。

メジャーカレンシーの中でも飛び抜けて低金利な日本円で売り注文から入る場合、取引のときにはスワップポイントを考慮に入れることが必須となります。

 

おわりに

取引で重要なのにキチンと解説されることが少ない基本的な買い注文(ロング)や売り注文(ショート)、通貨ペアといった言葉についてみてきましたが、これらはあくまでも基本的な用語です。

これらを踏まえた上で実際に様々な取引を行うこととなるため、分からなくなったときには基本に立ち返ることも大切です。

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