1回で大きな利益を狙うFXの「ポジショントレード」のコツ

ポジショントレード_アイキャッチ

FXではスキャルピングトレードやデイトレードなどの超短期・短期取引が注目を集めますが、中長期の取引にも根強い人気があります。

中長期取引の中でも、数週間から数ヶ月、数年に渡ってポジションを持つ「ポジショントレード」は、短期取引とは違って1回で大きなリターンが期待できる取引スタイルです。

今回はポジショントレードの特徴や取引のときのコツなどを見てみましょう。

長期間同じポジションを持ち続ける「ポジショントレード」

数週間から数ヶ月、数年に渡ってポジションを持ち、1回の取引で数百pipsから1千pipsを狙うのが「ポジショントレード」であり、スイングトレードのようにトレンドにのった取引を目指します。

日足や月足などより長い期間のローソク足チャートを参考に、要人発言や金融政策などを材料とする「ファンダメンタルズ分析」も併用して精度の高い相場分析に基づいて取引をおこないます。

売買のタイミングとしては、ITバブルやリーマン・ショック、アベノミクスのような歴史に残るようなイベントが節目となります。

イベントやスワップ金利に影響されるポジショントレードの取引のコツ

FXでは珍しい長期取引が中心となるポジショントレードでは、他の取引スタイルとは異なる取引でのいくつかのコツがあります。ポジショントレードのコツを見てみましょう。

スワップ金利に大きく影響されるポジショントレード

長ければ数年に渡って同じポジションを持つため、ポジショントレードは為替差益(キャピタルゲイン)だけではなく大きな金利差益(インカムゲイン)が期待できる取引スタイルです。

そのため、スワップ金利の大きい豪ドル/日本円(AUD/JPY)などの高金利通貨での取引が中心となりますが、気をつけたいのはポジションの持ち方。

大きなスワップ金利が発生する通貨ペアは、エントリーの方向を間違えるとスワップ金利を受け取るのではなく反対に支払うことになるため、十分な注意が必要です。

ポジショントレードでは低いレバレッジでの取引が中心

数年がかりの取引となるポジショントレードでは、為替レートの変動に対する余裕を確保するためにレバレッジは2倍から3倍と低いレバレッジの取引が中心です。

そのため、スキャルピングやデイトレードと比べてより大きな証拠金が必要であり、資金効率に劣る取引スタイルというデメリットがあります。

徹底した相場分析が欠かせないポジショントレード

ポジショントレードはITバブルの崩壊やリーマン・ショック、アベノミクスのような歴史的なイベントを転換点として取引をおこないます。

そのため、相場分析によって取引時点での為替レートは天井なのか大底なのかを見極めることが欠かせません。

相場分析はテクニカル指標を活用する「テクニカル分析」と要人発言や金融政策などを材料とする「ファンダメンタルズ分析」があります。

ポジショントレードでは両者を併用することでより精度の高い相場分析を目指します。

ポジショントレードにはリスク管理と資金管理が欠かせない

FXはレバレッジをかけた取引がほとんどであり、取引においてはリスク管理と資金管理が欠かせませんが、取引が数年に渡ることもあるポジショントレードではより徹底したリスク管理と資金管理が求められます。

リスク管理と資金管理の具体的な手段としては、

  • 数倍程度の低いレバレッジでの取引
  • 取引口座の十分な証拠金を預けておくこと
  • ポジションの保有と同時に損切り(ストップロス)注文の発注

などがあげられます。

また、意外と見過ごしがちなリスクとして、FXサービスの継続性という点があります。

FXはサービスが提供されるようになってから日が浅く、現在でもサービスの吸収合併や廃止がさかんにおこなわれているため、長期間の取引では取引途中にサービス終了という思わぬリスクが潜んでいます。

ポジショントレードを考えているのであれば、口座数や預かり証拠金、取引高などFXサービスそのものの継続性も検討する必要があります。

おわりに

ポジショントレードは長期に渡ってポジションを持つため、1回の取引で大きな利益を期待できるものの、短期取引にはない取引のコツが必要です。

しかしインカムゲインによる比較的安定した収益や、1回の取引で数千pipsという大きな利益など、独特の魅力があることもまた事実。

ある程度FXの勘やコツをつかんだら挑戦してみたい取引スタイルと言えるでしょう。

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