知っておきたいFXの取引スタイルの基礎知識とポイント

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外国為替証拠金取引(FX)は、24時間365日の取引ができるのが大きな魅力ですが、安定した取引のためには取引する通貨ペアや取引方法などの「取引スタイル」を決めることが欠かせません。

今回は、取引スタイルの種類とその特徴、取引スタイルを決めるためのポイントを見てみましょう。

短期・中長期で分けられる取引スタイルの種類と特徴

FXの取引スタイルは、数秒から一日という短期間の「短期取引」と、数日から数年におよぶ「中長期取引」に分かれます。

主な短期取引としてはスキャルピングトレードやデイトレード、中長期取引の代表例としてはスイングトレードやポジショントレードが知られています。

短期取引と中長期取引のそれぞれの特徴について見てみましょう。

為替差益(キャピタルゲイン)を狙う短期取引

短期取引は取引ごとに生じる為替差益(キャピタルゲイン)を狙う取引であり、数秒から数分、長くても1日のうちに取引を完結させるのが特徴です。

1日のうちで複数回の取引をおこなうため立て直しがおこないやすく、1回の取引での損失も小さいというメリットがあります。

反面、利確・損切りのルールを徹底しないで取引を続けると、知らぬ間に大きな損失を抱える危険性があります。

為替差益と金利差益(インカムゲイン)を狙う中長期取引

中長期取引は為替差益だけではなく、金利差から生じるスワップ金利から発生する金利差益(インカムゲイン)も狙う取引であり、数日から数ヶ月、長ければ数年におよぶ取引をおこなう取引です。

中長期取引は1回の取引で大きな利益が期待できますが、実際の取引で活用するためには豊富な資金量や万全の資金管理とリスク管理が求められるなど、様々なハードルがあると取引スタイルと言えます。

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取引スタイルを決めるときに重視したいポイント

取引スタイルには時間軸を基準として短期と中長期に分けられますが、取引スタイルを決めるためにはこの他にどのようなポイントを重視するとよいのでしょうか。

取引スタイルを決めるときに考えたいポイントを見てみましょう。

取引時間から決定する

FXで効率よい取引のためには、外国為替市場の動きが活発な時間を把握して、その時間に取引をすることが欠かせません。

外国為替市場の中でも取引が活発なのがロンドン、ニューヨーク、東京の3市場であり、特に世界経済の中心であるニューヨーク外国為替市場の動向は、外国為替相場全体のトレンドを決定する傾向があります。

短期取引を中心とするのであれば、これらの外国為替市場での取引が活発な時間帯は外せません。

ライフスタイルから決定する

取引スタイルを決めるためには取引時間は重要なポイントですが、取引を優先して生活をないがしろにして、体調を崩しては元も子もありません。生活と取引のすり合わせも重要な要素と言えます。

拘束時間が長い仕事に就いている人が短期取引をすることは現実的ではなく、必然的に中長期取引が中心になるなど、ライフスタイルもまた取引スタイルを大きく左右するポイントと言えます。

取引スタイルと合わせて重視したポイントとは?

このように様々な要素によって選べる取引スタイルは自ずと決定されますが、実際の取引では、どのように取引するのかも重要なポイントです。取引で重視したいポイントを見てみましょう。

トレンドに乗ってトレードをする

トレンドに乗って取引をすることがFXで利益を得るポイントと言われていますが、実際の外国為替市場でトレンドが発生するのは3割程度の時間に過ぎず、この時間帯でトレードすることが効率性を上げるポイントです。

損小利大を目指したトレードをめざす

トレンドが出ている相場で取引をすることと並んで、損失は局限して利益は大きく取る「損小利大」を目指すことも欠かせません。

通貨ペアを保有したときよりも高く売るか安く買い戻すことで利益となり、安く売ったり高く買い戻すと損失となります。

利益確定も損切りも突き詰めれば「ポジションの調整」であり、ポジションのコントロールも取引を左右する大きな要素です。

取引の「売買ルール」を決定する

安定した利益を得るためには、取引をはじめる前に「売買ルール」を決定することが欠かせません。

売買ルールはトレーダーによって様々なものがありますが、共通する点として「取引をはじめる為替レート」と「取引を終わらせる為替レート」を決定することがあげられます。

安定した利益を得るトレーダーは、上記の条件を踏まえた自分の「売買ルール」を決定した上でそれを守る形でしか取引に参加しません。

「売買ルール」を決めないで取引をはじめることは、極めて危険な行為と言えるでしょう。

おわりに

このようにFXの取引スタイルは時間軸を中心に長短に分けられ、取引スタイルの決定には取引時間やライフスタイルが大きく関わります。

時間に余裕があれば短期取引、余裕がなければ中長期取引が中心となりますが、実際に取引をはじめるまでは、自分がどの取引スタイルをとるかを固める必要はありません。

実際の取引でどちらのほうがより合っているかを比較・検討するのが良いでしょう。

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