知っておきたいFX会社:資産運用に欠かせない「ネット証券」

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外国為替証拠金取引(FX)の取引サービスを提供しているFX会社は、短資会社やインターネット専業証券会社(ネット証券)、金融先物取引業者など、同じ金融業者ですがその性格は微妙に異なります。

今回はFXとネット証券の関わりと主要な証券会社の特徴、提供しているFXサービスの特徴について見てみましょう。

外国為替証拠金取引(FX)とインターネット専業証券会社の関係

証券会社_概要

外国為替証拠金取引(FX)とは、証拠金(保証金)を預託して主に差金決済による通貨の売買をおこなう差金決済取引(CFD)の一種です。

FXと同様に外貨を扱う金融商品としては、銀行が提供している外貨預金が知られていますが、FXはレバレッジをかけることで比較的少額の資金でも取引ができることと、為替差益(キャピタルゲイン)と金利差益(インカムゲイン)による利益を期待することが外貨預金と異なります。

 

FXの解禁と急速な普及には、バブル崩壊後の1996年から2001年にかけておこなわれた「金融ビッグバン」が大きく影響しています。

銀行・証券・保険の3業種に関わる大規模な法改正とそれによる規制緩和により、個人の資産運用はそれまでの銀行預金・郵便貯金を中心とするものから株式投資などを含めたより幅広いものとなり、金融機関側にも競争意識が生まれ、より良いサービス提供の機運が急激に広がりました。

 

同時に急速に進んだインターネットの普及により、それまでの対面販売を中心とする証券会社のインターネット取引(オンライン取引)がはじまっただけではなく、オンライン取引を専門とするインターネット専業証券会社(ネット証券)が誕生しました。

一部ネット証券では、株式取引や投資信託の販売以外の収益源としてFXに着目し、ネット証券の主要なサービスとしてFXがラインナップされるようになったのです。

主要なネット証券の概要とFXサービスの一覧

証券会社_比較

それではここで、主要なネット証券と、提供するFXサービスの概要と特徴について見てみましょう。

ここで取り上げたネット証券以外にも、FXサービスを提供しているネット証券は数多くあります。十分に比較・検討した上で、取引戦略と取引スタイルに合致したFXサービスを提供しているネット証券で口座開設をするようにしてください。

GMOクリック証券株式会社(FXサービス…FXネオ)

GMOクリックホールディングスの100%子会社で、GMOインターネットの孫会社にあたる「GMOクリック証券株式会社」は、株式や投資信託をはじめ、各種金融商品を取り扱っている総合ネット証券のうちの1社です。

1つのID・パスワードで全てのサービスが利用できる「シングルサインオン」をはじめとする先進的な取り組みで知られるGMOクリック証券は、FXサービスである「FXネオ」でもFX部門のオリコン顧客満足度No.1を獲得するなど、評価の高いFXサービスとして知られています。

楽天証券株式会社(FXサービス…楽天FX)

オンラインショッピングモール最大手「楽天」を運営する楽天グループは、実は金融業が収益の過半を占める金融コングロマリットであり、個人向け証券業務を担当しているのがDLJディレクトSFG証券を前身とする「楽天証券株式会社」です。

楽天証券は口座数80万口座、預かり資産1兆円を超えるネット証券大手5社の一角として知られ、楽天証券の提供するFXサービス「楽天FX」は、1,000通貨単位の取引に対応していることや、トルコリラ/日本円(TRY/JPY)をはじめとする高金利が魅力の通貨ペアの取り扱いが魅力です。

マネックス証券株式会社(FXサービス…マネックスFXプレミアム)

世界の有力ファンドがこぞってその才能を求めたというカリスマトレーダーの松本大(まつもと・まさる)が起業したネット証券が、「マネックス証券株式会社」です。

FXサービスの「マネックスFXプレミアム」も提供。FXサービスとしては後発ですが、FXトレーダーの間で人気の高い高金利通貨を中心とした取り扱い通貨ペアや、1,000通貨単位からの取引への対応など、トレーダー目線のサービス内容が魅力です。

 
主なネット証券と提供するFXサービス

GMO-CLICK FXネオ(GMOクリック証券)
rakuten-200-200 楽天FX(楽天証券)
manex-fx-200-200 マネックスFXプレミアム(マネックス証券)
 

おわりに

ネット証券の提供するFXサービスは、FX業者や短資会社と比べても遜色のない内容であり、場合によってはこれらの会社が提供するサービスよりも優れていることもあります。

また、別途口座開設や資金移動の手間がありますが、FX以外の金融商品の取り扱いがあることも見逃せないポイントと言えるでしょう。

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