外国為替証拠金取引(FX)をはじめるときのポイントとは

外国為替証拠金取引(FX)をはじめるときのポイントとは

最近、主婦や学生でも簡単に稼げると話題の「外国為替証拠金取引(FX)」。ただ、いざ自分もはじめてみようと思っても、何からはじめればよいのかわからないと思います。

今回は、FXをはじめるときに知っておきたい基礎知識について、「レバレッジ」と「スワップポイント」、取引の場となる外国為替市場など、資産運用としてのFXの魅力を見てみましょう。

外国為替証拠金取引(FX)の基本

そもそも、FXとは?

FXとはどのような取引か

「外国為替証拠金取引(FX)」とはドルやユーロなどの外国通貨(為替)を交換・売買し、その差益を目的とする金融商品です。外国為替証拠金取引と呼ばれることはほとんどなく、「外為(がいため)」や「FX」と呼ばれています。

FXの取引の流れ

たとえば、為替レートが1ドル=120円のときに日本円から米ドルに両替して、1ドル=125円で米ドルから日本円に再び両替すると、差額の5円が利益として発生します。

このような基本的な為替の仕組みに、少ない資金でもまとまった金額を運用できる「レバレッジ」や、金利の差額によって得られる「スワップポイント」といった特徴が加わったものがFXです。

知っておきたいFXの3つの特徴

テコの原理のレバレッジ

てこの原理で効率の良い取引を実現する「レバレッジ」

FXでは売買する外貨相当の日本円を入金しなくても、てこの原理(レバレッジ)を利用することで、少ない資金でも効率のよい取引を手軽に実現できます。

仮に為替レートが1ドル=100円の時に、銀行で1万ドルを外貨預金するときには、外貨相当額の100万円が必要になります。 これに対してFXではレバレッジ25倍までの取引に対応しているので、理論的には40,000万円で1万ドル相当の取引ができます。

2つの通貨の金利差から生まれる「スワップポイント」

FXの魅力の1つに、スワップポイントがあげられます。スワップポイントは2つの通貨の間に生じる金利差の差額であり、低金利の通貨を売って高金利の通貨を買うことで、その金利差であるスワップポイントを受け取ることができます。

反対に低金利の通貨を買って高金利の通貨を売ると、スワップポイントの支払いが生じるため、このような取引をするときにはスワップポイントの支払いと期待できる為替差益に注意する必要があります。

24時間取引できるマーケット

FXで取引の対象となる外貨は、世界各国のインターバンク市場(外国為替市場)をつないで取引されています。そのため、24時間いつでも取引できるという特徴があります。

資産運用としてのFX

スワップポイントで安定収入

外貨預金とはなにが違う?

外貨取引としてもっとも知られているのが「外貨預金」ですが、FXとはどのような点が異なるのでしょうか。

もっとも大きな違いとして、外貨預金は運用したい外貨に相当する日本円を預ける必要があるのに対して、FXは取引にレバレッジを効かせることで少ない日本円でもよいことです。

また、外貨預金は預入・払い戻しのどちらにも両替手数料として1ドルあたり10銭から1円がかかるのに対して、FXでは無料となっているのも見逃せません。ただし、FXでは取引ごとにビット(売値)とアスク(買値)の差額であるスプレッドが0.3銭から1銭程度発生します。

株式投資とはなにが違う?

売買時点の差益により利益を狙う点で似ているのが、FXと株式取引です。資産運用の方法としては似ているように見えるこの2つですが、詳しく見てみるといくつかの点で大きく異なります。

最大の違いとして、株式取引は現物取引であれば自己資金の範囲内での取引に限定されるのに対して、FXは取引にレバレッジをかけることで、自己資金を超える取引ができることがあげられます。

また、株式は東京証券取引所(東証)の取引時間である午前11時半から12時半までの休憩時間を除いて午前9時から午後3時の間しか取引できないのに対して、FXは平日であれば24時間取引できるのも違いです。

おわりに

レバレッジをかけた取引ができることやスワップポイントなど、他の資産運用にはないさまざまな特徴があるFXですが、資産運用の柱とするにはハイリスク・ハイリターンな手法です。

FXは資産運用の有力な手段の1つですが、株式や投資信託以上にリスクがあることを理解した上で取引することが欠かせません。

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