外国為替証拠金取引(FX)に欠かせない情報収集と分析手法

FXは情報収集が重要

為替レートの動向を予測して取引する外国為替証拠金取引(FX)では、外国為替市場の先行きを把握する情報を集めることが重要であり、為替レートの動向や経済状況、国際情勢など、さまざまな情報を把握・分析する必要があります。

かつて情報源と言えばテレビやラジオ、新聞などでしたが、現在ではインターネット上に豊富な情報が飛び交い、それらを収集・分析する必要があります。媒体ごとに異なる情報の種類と、その見極め方を見てみましょう。

知っておきたい。情報源の種類と特徴

それぞれの情報源の詳細について見る前に、大まかな情報源の種類について見てみましょう。

  • 電波媒体…テレビやラジオなど。比較的速報性に優れるものの、詳細な分析などには向いていません。
  • 紙媒体…新聞や雑誌、書籍など。新聞や雑誌などは速報性に優れ、大まかな分析に向いている。書籍は速報性に劣るものの、書き手によっては詳細な分析も得意とします。
  • インターネット…情報ベンダーやウェブサイト、メールマガジンなど。速報性に最も優れ、信頼性の高いサイトは情報源として有用。ただし、誤報や虚偽の情報が他の媒体に比べると格段に多いことに注意が必要です。

このように媒体によって独自の特徴があり、目的と用途に応じて使いわけることが重要となります。

取引で活用したい。インターネットの情報の選び方

先に媒体ごとに情報の種類について大まかに見てみましたが、実際の取引で最も重宝する情報源は、インターネット上にあるサイトやメールマガジンの情報です。

インターネットはテレビ・ラジオなどの電波媒体や新聞・書籍といった紙媒体に比べて速報性に優れ、サイトを厳選すれば精度と信頼度の高い情報を集めることも簡単にできます。

情報収集に役立つサイトは数多くあり、ここでその全てを掲載するのは難しいため、情報収集の対象となるサイトを集めるヒントを見てみましょう。

口座開設をしているFX業者と提携している

ゼロから情報源となるサイトを探すことはとても難しく、最初の候補となるのがFXサービスと提携しているサイトです。

ほとんどのFXサービスは手間とコストの面から情報収集と発信を外部の専門サイトに委託しています。専門サイトは情報収集と発信により収益を得るため、情報の速報性と精度は死活問題となります。FXサービスに情報提供をしている専門サイトは、比較的信頼性が高いと考えられます。

他の媒体での実績がある

インターネットの急激な普及と発達に伴い、従来の情報産業だけではなく、インターネット専業の情報企業も数多く誕生し、激烈なサービス競争を繰り広げています。

ほとんどのサイトに掲載されている情報には、ある程度の信頼性は担保されていると考えて問題はありませんが、一部にはうわさ話やデマをさも事実のように書きたてるサイトもあります。

信頼性を求めるならば、やはりインターネット専業のサイトだけではなく、従来の情報産業で実績のある企業サイトの情報も活用するべきでしょう。

速報性に優れる

わずかな材料でも大きく動くことがある外国為替を取引するFXでは、正確な情報を素早く入手することが利益を大きく左右します。

サイトを選ぶときには、同じ情報でも素早い情報配信をしているサイトを選ぶことが欠かせません。

不要な分析を盛り込まない

インターネット専業の情報企業に限らず、リアルタイムの情報を配信する記事にライターの主観や感想を織り込んだ内容を書いているメディアもあります。

相場解説記事なら問題はありませんが、為替レートや相場の値動きのファクトに主観が混じることは取引に影響することも考えられます。為替レートなどのファクトを報じる記事を見比べて、事実だけを配信しているサイトを選ぶ必要があります。

集めた情報を活用する「分析」とは

信頼できる情報源をいくつか集めたら、次のステップとして情報を「分析」して取引に生かす必要があります。

情報の分析方法は大きく、「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」に分けられます。

どちらも為替相場の動向を分析するために考えられた分析手法ですが、どちらか一方ではなく、併用することが欠かせません。それぞれの特徴を見てみましょう。

ファンダメンタル分析

「ファンダメンタル分析」は、経済指標や景気動向、要人発言などから世界経済の動向を予測する分析手法です。

経済指標とは各国の政府や官公庁、中央銀行などが定期的に発表する「各国の経済状態を数値化したもの」であり、為替マーケットの動向を見る上で重要なポイント。

ファンダメンタル分析は経済指標などの過去に蓄積された情報を参照するため、比較的中長期の為替相場の動向を分析することに向いています。

テクニカル分析

為替相場の値動きを記録した「チャート」上に表れる「テクニカル指標」を活用するのが「テクニカル分析」です。

純粋にチャートだけを参照するので、中長期の為替相場がどのように動くか分析するのに強みを発揮するファンダメンタル分析に対して、テクニカル分析は短期の為替相場の分析を得意とします。

あわせて読みたい

相場分析に欠かせない「テクニカル分析」とはどのようなものか
さまざまなデータから市場を予測する「ファンダメンタル分析」とは何か

おわりに

情報収集の対象となるサイトを選ぶときのポイントから、実際の相場分析の概略までを見てきましたが、相場分析は取引の中でも最も重要な部分と言っても過言ではありません。

実際に取引をするときには、入念な相場分析をおこなってからはじめるのが賢明でしょう。

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