外国為替証拠金取引(FX)の取引スタイルと決めるヒント

外国為替証拠金取引(FX)の取引スタイルと決めるヒント

レバレッジをきかせた取引により少ない資金でも大きな利益を期待できる外国為替証拠金取引(FX)は自由度の高さが魅力です。その半面、どのような取引をするかで悩むことがあるかもしれません。

今回はFXの主な取引スタイルと、取引スタイルを決めるときに気をつけたいヒントについて見てみましょう。

外国為替証拠金取引(FX)とはなにか

外国為替証拠金取引(FX)とは、証拠金(保証金)を預託して主に差金決済による通貨の売買をおこなう、取引差金決済取引(CFD)の一種です。

外貨を扱う資産運用としては外貨預金が知られていますが、従来の預金制度を活用する外貨預金とことなり、FXはレバレッジにより少ない資金でも取引がはじめられ、為替差益(キャピタルゲイン)と金利差益(インカムゲイン)による利益を狙えるのが特徴です。

取引の結果に影響する「取引スタイル」とはなにか

このような魅力があるFXですが、安定した利益を得るためには適切な資金管理・リスク管理が欠かせません。そのためにはどのような方針で取引をするかを事前に決める「取引スタイル」を決めることが必要です。

取引スタイルはどのようなものがあり、どのような特徴があるのでしょうか。代表的な取引スタイルについて見てみましょう。

超短期の取引となる「スキャルピングトレード」

値動きの激しい外国為替市場の特長を生かした取引スタイルが、数秒で完結する高レバレッジの取引を1日のうちに何回もおこなう「スキャルピングトレード」です。

スキャルピングトレードでは、1回の取引で数pipsから10pips程度という小さな利益を狙い、取引を重ねることで大きな利益とすることを狙います。

短期投資の代名詞「デイトレード」

短期投資の代表的なスタイルとして知られるのが、スキャルピングトレードと同様、短時間で完結する高レバレッジの取引を複数回おこなう「デイトレード」です。

短期投資の代名詞とも言えるデイトレードは、徹底した取引管理ができれば高いリターンを期待できる取引スタイルとして知られています。

数ヶ月単位の取引となる「スイングトレード」

値動きの激しい外貨を取引対象とするFXでは、スキャルピングトレードやデイトレードなどの短期取引が主流ですが、通貨ペアによっては中長期の取引スタイルも存在します。

代表的な中長期の取引スタイルとして知られる「スイングトレード」は、ポジション保有から決済までの期間が数週間程度におよび、1回の取引で数百pips程度の利益を狙う取引として知られています。

1回の取引で比較的大きな利益を狙うため、短期取引とはちがって低いレバレッジでの取引が中心となり、大きな投資資金が必要となります。

数年にわたる取引になる「ポジショントレード」

スイングトレードと並ぶ中長期の取引スタイルが、「ポジショントレード」です。

ポジショントレードは最長で数年に渡る取引スタイルであり、多額の投資資金と忍耐が要求されますが、1回の取引で数百pipsから数千pipsという大きな利益を狙う取引スタイルであり、ポジションを持っている間はスワップヒントによる利益も期待できるのが特徴です。

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取引スタイルを考えるための三つのヒント

スキャルピングトレードからポジショントレードまで、いくつかの取引スタイルがありますが、取引スタイルを考えるヒントにはどのようなものがあるのかを見てみましょう。

取引スタイルを考えるヒント:資金量

取引スタイルを考えるもっとも重要なヒントが、どの程度の資金までFXを含む投資に使えるかということです。

少額からはじめられるのがFXの魅力ですが、資金量が少なければ必然的に高レバレッジの取引スタイルとなり、資金量が多ければ低レバレッジの取引スタイルもできます。

どの程度の資金を投資に利用できるかは、取引スタイルを考える上で重要なヒントと言えるでしょう。

取引スタイルを考えるヒント:目標とする利益

資金量と同様に、目標とする利益も取引スタイルを決める重要なヒントです。

FXに関する知識を解説した書籍やウェブサイトでは、威勢のいい文句が並んでいますが、実際にそれほどの利益を得られるトレーダーは一握り。

ほとんどのトレーダーは、プラスマイナスゼロか、わずかなプラスが出たところで頭打ちとなり、それ以上の利益を得ることは簡単ではありません。安定して取引を続けるためには、どの程度の利益を目指して取引をするのかを事前に決めておくことが欠かせません。

取引スタイルを考えるヒント:取引時間

取引スタイルは資金量と目標とする利益の二つからほぼ決まりますが、もう一つ注目したいヒントとして、取引できる時間があげられます。

情報機器の発達によりいつでも・どこでも取引できるのがFXの魅力の一つですが、片手間に取引をしていると思わぬ損失をこうむる可能性があります。集中して取引できる時間を把握して、限られた時間で安定した取引ができる取引スタイルを選ぶことも重要と言えるでしょう。

おわりに

ここまでFXの主な取引スタイルと特徴、取引スタイルを決めるヒントを見てきました。

ここまで見てきたヒントを元に、自分に最適な取引スタイルで安定した取引の実現を目指しましょう。

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