8月7日(金)に発表された米雇用統計は7月の非農業部門雇用者数が-24.7万人(市場予想:-32.5万人)と市場予想を上回り、発表直後にはマーケットが動意づく場面が見られました。このように主要国の経済指標の発表は、今後のマーケットの先行きを占う上でも非常に重要であることは周知の事実です。そして経済発表と同様に注目されるのが各国の要人発言です。要人発言とは、各国の首脳や中央銀行総裁やその関係者、財務大臣など金融情勢に影響を与える人物の発言をいいます。要人発言には、景気動向についての見解や今後の金融政策方針などあり、1つの要人発言が大きくマーケットの流れを変えることもあります。
特に米国FRB議長の発言は最も注目を集める要人発言のひとつです。FOMC(米連邦公開市場委員会)が開かれた後は様々な場面で発言する機会があり、市場参加者の間ではこれをひとつのイベントとして捉える向きもあるようです。そのため主要な要人の発言はメディアを通じて世界中に配信されることになります。もちろんイワイFXのニュース配信「GI24」(グローバイルインフォ)でも要人発言を配信していますので、日頃からチェックしておくと良いでしょう。
では最近、要人とされる人物は景気の先行きをどのように見ているかその発言に耳を傾けてみると、例えば、白川日銀総裁は8月11日(火)の日銀金融政策決定会合後に金融市場については「改善の方向に向かっている」としながらも、景気動向については「最終需要の強さにまだ確信が持てない」と明るい兆しはあるものの、景気の先行きには慎重な見方を示していることが分かります。マーケットに直接大きな影響を与える発言ではありませんでしたが、こういった要人発言をチェックすることで景気先行きや相場動向のヒントが見つかるかも知れません。
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