イワイFX&CFDは岩井証券のFXとCFDの取引サイト。テクニカル分析やファンダメンタル解説のレポートが満載。充実のサポートでFXやCFD取引がはじめての方も安心です。

お役立ちコラム

イワイFX

用語説明など初心者から中級者まで今すぐ役立つ情報満載

2009年8月アーカイブ

昨年の世界的な金融危機から徐々に落ち着きを取り戻してきた金融市場ですが、金融不安の後退を印象付ける出来事がありました。それは8月24日のロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の3ヵ月物の円金利がドル金利をわずかながら上回ったのです。これは約16年ぶりとのことで新聞紙上などでも大きく報道されました。
振り返れば昨年のリーマン・ショック以降には、金融機関同士がお互いの破たんリスクを意識してドル金利が5%近くまで急騰しました。このときUSD/JPYのスワップポイントも銀行間取引金利の影響を受けて急騰しました。しかしその裏では、EUR/USDの通常受取であったスワップポイントが支払いに転じてしまうという現象も起きました。金融市場が大きな混乱状態であったことが容易に推測できるでしょう。

その後、米連邦準備理事会(FRB)が昨年12月に実質ゼロ金利に踏み切り、ドル資金の供給や米国債の買い取りなどの金融緩和を積極的に行った結果、徐々にドル金利は低下していきました。そして、今年5月に米金融機関を対象に実施したストレステスト(米金融機関の資産査定)の結果公表以降、ドル金利はさらに低下傾向を見せました。円金利も今年に入って以降は緩やかな低下傾向にあったのですが、ドル金利の低下スピードが速かったため金利の逆転現象が起きたようです。しかし、世界景気に底うち感が広がり、米連邦準備理事会(FRB)が先行して金融緩和からの出口戦略を探るのであれば、ドル短期金利上昇を促し再びドルと円の金利差が拡大するかもしれません。
今後の日米の金融政策に注目が集まりそうです。


本資料は情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料の記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本資料の記載内容は、予告なしに変更することがあります。

マーケットではしばしば投資家の行動原理が「美人投票」に例えられます。
これは有名なイギリスの経済学者であるケインズが、誰でも理解できる例えを使って投資家の行動原理を説明した投資理論のひとつです。ケインズは100枚の美人の写真の中から最も容貌の美しい6枚を選び、その選択が投票者全体の平均的な好みに最も近かった者に賞品が与えられるという当時のイギリスの大衆紙が催していた新聞投票に投資を見立てることができるとしました。

このコラムをご覧いただいている方ならすぐにお判りと思いますが、この美人投票に勝つためには自分の好みで投票を行うのではなく、他の参加者が美人だと思う写真を選んで投票することが、最も優れた投票戦略であることに気が付くでしょう。スリムであることや小顔であることが必ずしも美人の条件であるとは言えません。国によってはポッチャリした健康的な人が美人であるとされる場合もあります。他の参加者の好みを見越して投票を行わなければ美人投票で勝つことはできません。つまり、この美人投票では不特定多数の参加者の中で何が平均的な意見になるのかを予測するゲームと同じことになります。

これをマーケットに当てはめてみると、価格変動にはその時々の風評や期待感、失望感が投資の動機になり、自分以外の参加者(投資家)の投票(投資)結果が価格を形成していることを意味しています。確かに自分が「これは買いだ!」と思ったニュースであっても、大多数の市場参加者がそのニュースを重要視しなければ、マーケットは動意づかないでしょう。自分の考えももちろん大切ですが、多くの投資家がどうのように考えているかを読み取る事も投資の世界では同じように大切なのかもしれません。


本資料は情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料の記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本資料の記載内容は、予告なしに変更することがあります。

|

8月7日(金)に発表された米雇用統計は7月の非農業部門雇用者数が-24.7万人(市場予想:-32.5万人)と市場予想を上回り、発表直後にはマーケットが動意づく場面が見られました。このように主要国の経済指標の発表は、今後のマーケットの先行きを占う上でも非常に重要であることは周知の事実です。そして経済発表と同様に注目されるのが各国の要人発言です。要人発言とは、各国の首脳や中央銀行総裁やその関係者、財務大臣など金融情勢に影響を与える人物の発言をいいます。要人発言には、景気動向についての見解や今後の金融政策方針などあり、1つの要人発言が大きくマーケットの流れを変えることもあります。

特に米国FRB議長の発言は最も注目を集める要人発言のひとつです。FOMC(米連邦公開市場委員会)が開かれた後は様々な場面で発言する機会があり、市場参加者の間ではこれをひとつのイベントとして捉える向きもあるようです。そのため主要な要人の発言はメディアを通じて世界中に配信されることになります。もちろんイワイFXのニュース配信「GI24」(グローバイルインフォ)でも要人発言を配信していますので、日頃からチェックしておくと良いでしょう。

では最近、要人とされる人物は景気の先行きをどのように見ているかその発言に耳を傾けてみると、例えば、白川日銀総裁は8月11日(火)の日銀金融政策決定会合後に金融市場については「改善の方向に向かっている」としながらも、景気動向については「最終需要の強さにまだ確信が持てない」と明るい兆しはあるものの、景気の先行きには慎重な見方を示していることが分かります。マーケットに直接大きな影響を与える発言ではありませんでしたが、こういった要人発言をチェックすることで景気先行きや相場動向のヒントが見つかるかも知れません。


本資料は情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料の記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本資料の記載内容は、予告なしに変更することがあります。

ご存知のように外国為替市場は世界中で取引が行われる巨大なマーケットです。巨大なマーケットには、個人投資家から著名な投資家や凄腕ファンドマネージャーまで様々な市場参加者が存在し、それぞれの思惑が交錯することで相場に大きな波を作り出します。リスクを覚悟の上で、主として短期的な売買行動により、リスク・ヘッジ無しで利益を獲得しようとするいわゆる「スペキュレーター」(投機家・投機筋)もそんな市場参加者の一人です。スペキュレーターに対しては、あまり良いイメージを持たない方も多いかも知れませんが、彼らは市場の流動性に厚みを持たせ、市場を活性化させるという面では不可欠の存在ともいえます。しかし、資金力のあるスペキュレーターはしばしば市場をかき回すこともあるようで、仕掛け的に相場に大きな波を作ることもあるようです。

「ストップハンティング」と呼ばれるものもそのひとつでしょう。ストップハンティングとは、資金力のあるスペキュレーターが、仕掛け的に他の市場参加者のストップロス・オーダー(損切りオーダー)を刈り取って、自分たちが利益を掴もうとする手法をいいます。マーケットが狭いレンジで推移している場合などは、レンジを外れたところにストップロス・オーダーが溜まりやすいといわれています。
スペキュレーターがチャートポイントなどでストップロス・オーダーが溜まっているポイントまで仕掛け的に売買を行うことによりレンジをブレークすると、そこに蓄積されていたストップロス・オーダーが次々に執行され相場が短期間で大きく変動します。これにより為替レートが一気に振り切れたところで反対売買を行い、為替レートが元に戻るのをうまく利用して利益を確保していきます。

ストップハンティングの判別は難しいですが、為替相場が比較的狭いレンジで推移している場合や、為替レートの水準がサポート・レジスタンスに近い場合では、ストップハンティングを疑って様子を見てから本流に乗ることも時には必要かも知れません。イワイFXが採用しているニュース配信「GI24」(グローバルインフォ株式会社)では、各通貨のサポート・レジスタンスとなるポイントを定期的に配信していますので、是非参考にしてみてください。

※「サポート」とは、為替レートが下落する動きを止める可能性の高い水準で、「レジスタンス」とは、為替レートが上昇する動きを止める可能性の高い水準を指します。相場の動きを見る際に、相場が反転するかそのまま進行するか大きく意識されるポイントになります。


本資料は情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料の記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本資料の記載内容は、予告なしに変更することがあります。

▲このページのトップへ

口座開設/資料請求