前回のコラムでは、紹介しきれなかったアメリカの注目される経済指標を今回もご紹介させていただきます。
消費に関わる指標
「住宅着工件数」 調査月の翌月の第三週に発表
住宅の売上げは、アメリカ経済の景気動向を見極める上で重要な指標となります。なぜなら住宅を建てることでそれに付随する家電、家具、自動車などの消費も増えると考えられるからです。また、金利が上昇すると高金利での住宅購入を控えることから住宅着工件数が減少傾向になることがよく見受けられます。
「小売売上高」 調査月の翌月の中旬頃に発表
小売の動向は消費と表裏一体となります。また、金利市場がこの指標に大きく反応することから為替にもその影響が出るようです。
経済全体に関わる指標
「ISM製造業景況指数」 当該月の第1営業日に発表
製造業を中心とする経営者の景況感や企業の活動が示される指数となります。アメリカの経済指標の中で最初に発表される為に、注目度が高い指標となっています。また、この経済指標に同国の金利が反応することから、為替にも影響が出ることがあります。
「GDP」 毎月25日前後(速報値1・4・7・10月、改定値2・5・8・11月、確報値3・6・9・12月)に発表
国家全体においてどのぐらいの経済活動が行われたのかを示す指標です。四半期毎の数字が発表されます。アメリカの四半期とは1月~3月、4月~6月、7月~9月、10月~12月の4期を表します。また、それぞれに速報値、改定値、確定値と3回の発表があります、その中でも速報値に注目が集まります。速報値が予想より強ければドル買い、弱ければドル売りとなる傾向が見受けられます。
お伝えした経済指標以外にも為替に影響を及ぼす指標がありますので、経済指標が発表された際には注意深く市場をチェックする必要があるのではないでしょうか。
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