ニュースで発表されている経済指標を普段は何気なくご覧になられている方も少なくないと思いますが、この経済指標には相場を方向付ける材料となる物も含まれています。そこで今回は基軸通貨を発行しているアメリカの注目される経済指標をご紹介いたします。
雇用に関する指標
「雇用統計」 調査月の翌月第1金曜日に発表
失業率、労働時間、賃金等、雇用を関連する様々な指標が発表されます。その中でも注目される指標が非農業部門者数です。この指標は農業に携わっている以外の人がどのくらい職に就けているのかを示す指標で、前月からの増加数に注目する指標です。
雇用情勢が市場予測よりも悪ければドル売りの要因となり、良い時はドル買いの要因となる傾向が見受けられます。
「新規失業保険受給申請者数」 毎週木曜日に発表
アメリカ全土で、1週間に新しく失業保険を申請した人の数を発表しています。雇用問題が市場で注目されている場合は、失業保険を申請する人が増えるほどに景気が悪化している指標となるために、景気の動向を把握するためには、とても信頼性の高い指標と考えられます。
国の収支に関わる指標
「貿易収支」 前々月分を毎月10日前後に発表
経常収支の中には、貿易収支、貿易外収支、移転収支があります。その中でも為替の世界で注目をされるのが貿易収支です。貿易収支とは、海外と貿易を行った結果の収支です。輸出額-輸入額で計算されます。輸出額が上回れば、貿易黒字となります。また、輸入額が上回れば、貿易赤字となります。アメリカの赤字問題が注目されると貿易収支が特に注目されます。
このように、アメリカだけでも多くの経済指標が発表されています。その中のほんの一部を今回はご説明させていただきました。次回も引続きアメリカの経済指標についてご説明させていただきます。
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