イワイFX&CFDは岩井証券のFXとCFDの取引サイト。テクニカル分析やファンダメンタル解説のレポートが満載。充実のサポートでFXやCFD取引がはじめての方も安心です。

お役立ちコラム

イワイFX

用語説明など初心者から中級者まで今すぐ役立つ情報満載

FX 金利平価説

|

為替の変動要因を説明する理論のひとつに「金利平価説」というものがあります。
これは、「為替レートは自国通貨と外国通貨の金利の差に依存する」というもので、少なからず外国為替市場の動向に影響を与えているのではないだろうか。
為替レートには直物為替レートと先物為替レートがあり、2つの為替レートの価格差を直先(じきさき)スプレッドといいます。金利平価説が成立すれば、この直先スプレッドは2カ国間の金利差と一致するはずである。

※直物と先物…直物とは、通貨を売買する事を契約した日から2営業日後に通貨の受け渡しをする為替取引のこと(スポット取引ともいいます)。先物とは、2営業日以降に通貨の受け渡しが行なわれる為替取引のこと。例えば通貨の受け渡しが3ヵ月後、6ヵ月後に行なわれる為替取引のこと。

仮に1年物の円金利が1%、1年物のドル金利が5%であり、現在の為替レートが1ドル=100円であったとし、この条件で銀行から100万円を借りてきて直物でドルを1万ドル購入する。同時に1年先物の為替取引でドルを売ったとする。もし、1年先物の為替レートが直物と同じ100円なら、誰もがリスクなしにドルと円の金利差の差額を得ることができるはずである。

※銀行で借りた100万円は1年後には1,010,000円になり、1万ドルは金利がついて10,500ドルとなる。為替レートに変動がなければ、10,500ドルは1,050,000円(10,500ドル×100円)となるので
1,050,000円-1,010,000円=40,000円が利益となる。

マーケットでは、こういった裁定機会は平準化されるのが常であり、1年先物の為替レートは、この金利差がなくなるところで釣り合ってくるはずである。銀行で借りた100万円は1年後には1,010,000円になり、1万ドルは金利がついて10,500ドルとなるので、1,010,000円と10,500ドルが釣り合うレート、1,010,000円÷10,500ドル=96.19円が1年先物の為替レートということになる。

極論だが、これは金利平価説だけが為替の変動要因として有効なら、日本より金利の高い通貨で1年間運用したとしても、受け取った金利は、外貨を円に戻す際の為替レートによって相殺されることを意味している。先ほどの例で考えれば、1年後の為替レートが1ドル=96.19円となれば、10,500ドルは1,009,995円(10,500ドル×96.19円)となるので、1,009,995円-1,010,000円=-5円となり、受取った金利が為替レートによって相殺されることがわかる。

この金利と為替レートの関係はいろいろ応用もされており、非常に興味深い。ただ、変動する為替相場の動向を予測するのは不可能であり、100%正しい理論など存在しないということは言うまでもない。


本資料は情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料の記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本資料の記載内容は、予告なしに変更することがあります。

▲このページのトップへ

口座開設/資料請求