イワイFX&CFDは岩井証券のFXとCFDの取引サイト。テクニカル分析やファンダメンタル解説のレポートが満載。充実のサポートでFXやCFD取引がはじめての方も安心です。

お役立ちコラム

イワイFX

用語説明など初心者から中級者まで今すぐ役立つ情報満載

2009年3月アーカイブ

レバレッジ(leverage)には、「てこの作用」という意味があります。
FXにおいては、少ない元手で大きな資金を動かすことを指して使われる言葉です。
FX取引を行う上でレバレッジを理解することは、とても重要なことです。なぜなら、レバレッジを調節することによってリスクをコントロールすることができるからです。しかし、レバレッジを正しく理解しないまま取引を行う投資家は少なくありません。そこで今回のお役立ちコラムでは、2回に分けて「レバレッジ」について解説したいと思います。

よく「レバレッジが○○倍だ」という言葉を耳にしますが、この「○○倍」というのは差し入れる証拠金の金額と、実際の取引額との比率を指しています。倍率は「レバレッジ(倍率)=取引額÷証拠金」で求めることができますので、「レバレッジ1倍」というときには、取引額と証拠金の金額が同額である状態を指します。FX取引では1万通貨単位が基本単位となります(1万通貨単位以下で取引できるFX業者もあるようですが)。1万通貨単位とは、1ドル=100円と仮定すれば、100円×1万通貨で100万円の取引を行うということです。取引額が100万円のときレバレッジの違いによって必要となる証拠金はどのように変わるかを見てみましょう。

<取引額100万円のとき、レバレッジ別の必要証拠金額>
レバレッジ1倍 ⇒ 取引額と同額の100万円の証拠金が必要
レバレッジ20倍 ⇒ 5万円の証拠金が必要
レバレッジ50倍 ⇒ 2万円の証拠金が必要
レバレッジ100倍 ⇒ 1万円の証拠金が必要

レバレッジが1倍であれば取引額と同額の資金が必要ですが、レバレッジが大きくなればなるほど、取引に必要な資金が小さくなるのが分かりますね。ここで重要なのが、同じ取引額であれば、レバレッジが高くても低くても為替の変動リスクは同じということです。レバレッジが1倍でも100倍でも、1万通貨の取引であれば、1円の差額で1万円の利益又は損失となりますし、10銭の差額で千円の利益又は損失となることは同じなのです。それでは、レバレッジの違いによって何が変わってくるのでしょうか。それは、ロスカットまでのスピードが違うのです。

それでは、上記例<レバレッジ別の必要証拠金額>でロスカットラインが25%の場合、為替レートがいくら下がるとロスカットになるか見てみましょう。

<レバレッジ別 ロスカットまでの変動為替レート>
レバレッジ1倍 ⇒ 75円
レバレッジ20倍 ⇒ 3円75銭
レバレッジ50倍 ⇒ 1円50銭
レバレッジ100倍 ⇒ 0円75銭

レバレッジが1倍であれば75円下がるとロスカットですが、レバレッジ100倍の場合は75銭下がればロスカットです。レバレッジが大きくなればなるほど、ロスカットまでの変動為替レートが小さくなっているのが分かりますね。レバレッジが大きくなれば、わずかな変動でロスカットされる可能性が高くなるということです。しかし、レバレッジが高くても余力資金を差し入れて取引を行えばロスカットは回避できます。つまり、証拠金の差し入れ金額を調整して、自分にあったレバレッジでポジションを取ることが、リスクコントロールにつながるのです。


さて、今回のコラムはここまでとして、次回のお役立ちコラムでは、イワイFXプレミアムの取引条件を例にして、レバレッジについて解説していきたいと思います

本資料は情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料の記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本資料の記載内容は、予告なしに変更することがあります。
 

前回のコラムでは、必要証拠金の計算方法やイワイFXプレミアムの取引において証拠金率が25%を下回った場合に、該当の通貨コース毎に全ポジションが自動的にロスカット(決済)されること、証拠金率は「実質証拠金÷必要証拠金×100」で求めることなどを解説しましたね。セミナー参加者に前回のコラム内容を説明すると多くの参加者からは、「一体、レートがいくら下がったら(損失が出たら)ロスカットされるの?」といった質問が返ってきます。取引を行う上では、証拠金率より為替レートを使った方が、馴染みやすいのかも知れませんね。それでは、為替レートを使った例を見てみましょう。

例えば、実質証拠金が5万円、USD/JPYの取引で「99.99-100.01」の取引レートの時に
100.01円で1万ドルの買いを行ったケースを考えてみましょう。
必要証拠金と証拠金率の計算は下記のとおりとなります。
中値=(99.99+100.01)÷2=100円
必要証拠金=100円(中値)×10000(1万通貨)×5%=50000円
証拠金率=(5万円÷5万円×100)=100%

実質証拠金が必要証拠金の25%を下回るとロスカットとなりますので、
上記例の場合には50000円あった実質証拠金が12500円を
下回る水準まで目減りするとロスカットとなります。
50000円(必要証拠金)×25%=12500円

②ロスカットまでの損失額を計算すると、
評価損が37500円を上回ればロスカットです。
ロスカットまでの損失額=12500円(必要証拠金×25%)-50000円(実質証拠金)=-37500円

③ロスカットまでの損失額が分かれば、
その損失額を取引数量で除するとロスカットまでの為替レートを導き出せます。
ロスカットまでの為替損=-37500円÷10000(1万通貨)=-3円75銭

④取引時の為替レートは100.01円でしたね。
つまり、レートが96円26銭を下回るとロスカットとなるわけです。
ロスカットの為替レート=100.01円-3.75円=96円26銭

今回の例では実質証拠金が5万円、必要証拠金も5万円のケースを取り上げましたが、もちろん証拠金をたくさん差し入れれば、もっと余裕を持って取引を行うことができます。例えば上記例で実質証拠金が10万であれば、評価損が8円75銭を上回るとロスカットです(②計算式で実質証拠金を10万円として計算してみてください)。為替レートで考えれば、91円26銭を下回るとロスカットされるということになります(③④の計算を参考)。この場合、取引時の為替レート100.01円からロスカットラインの為替レート91.26円まで、短期間での変動は考えにくいため(相場状況により例外はありますが)、余裕をもって相場を見ることができますね。

このようにFX取引では、差し入れる証拠金に余裕を持って取引することが重要です。それ以外にも、逆指値注文などを利用してロスカットになる前に損切りをするなど、
投資家自身のリスク管理が非常に大切なのです。次回のお役立ちコラムでは、レバレッジの自己管理について解説したいと思います。

 


本資料は情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料の記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本資料の記載内容は、予告なしに変更することがあります。

岩井証券では「初心者のためのFXセミナー」を開催しているのですが、セミナー参加者からよくロスカットについての質問を受けます。そこでお役立ちコラムでもロスカットについて取り上げたいと思います。そもそもロスカットとは、お客様の損失を一定額に抑えるため証拠金率が一定の割合を下回ったとき、全保有ポジションを強制的に反対売買(決済)する制度のことです。FX取引は株式のように値幅制限が設けられていないため、ロスカットの制度がなければ、相場の急落などによって大きな損失を被る恐れがあります。ロスカットの仕組みを理解することは、FX取引を行う上で必須となりますので、この機会にしっかり押さえておきましょう。

まずロスカットの説明を行う前に実質証拠金と必要証拠金を確認しておく必要があります。
  asdfa.PNG

※ロールオーバー処理時には、レートの見直しが行われ、必要証拠金が再計算されます。
※ロスカットルールの適用の判定は、イワイFXプロフェッショナルにおける計算を基準に行います。


次にイワイFXプレミアムのロスカットルールを見てみましょう。
イワイFXプレミアムでは証拠金率が25%を下回った場合に、該当の通貨コース毎に全ポジションが自動的に決済(ロスカット)されます。ここで出てくる「証拠金率」とは【実質証拠金÷必要証拠金×100】で求めることができます。もちろん取引画面に証拠金率が表示されていますので、わずらわしい計算をしなくてもリアルタイムで証拠金率が確認できます。

例えば、実質証拠金が15万円、必要証拠金が10万円のケースを考えてみると、証拠金率は150%(15万円÷10万円×100)ですが、保有ポジションの評価損が増えて実質証拠金が5万円まで目減りしたとすると、証拠金率は50%(5万円÷10万円×100)になります。そして、保有ポジションの評価損がもっと増えて、実質証拠金が2万5千円以下まで目減りすると、証拠金率は25%(2万5千円÷10万円×100)以下となり保有ポジションはその時のレートでロスカットされてしまいます。

※相場状況によってはロスカットの執行によって預けてある証拠金以上の損失が発生することがあります。

今回のコラムでは、保有ポジションの評価損が膨らめば実質証拠金が目減りすること、そして目減りした結果、必要証拠金に対する実質証拠金の割合が25%を下回ってしまった場合には、ロスカットが実施されること、またその結果、預けてある証拠金以上の損失が発生することあるということを覚えておいてください。証拠金率の計算は「実質証拠金÷必要証拠金×100」で求めることができましたね。
 
今週のコラムはザックリとした説明となってしまいましたが、次回もお役立ちコラムでロスカットについて引き続き解説したいと思います。次回はもっと具体的に解説していきます。
 
ロスカットの計算方法はFX取引業者により異なります。

 

本資料は情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料の記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本資料の記載内容は、予告なしに変更することがあります。

▲このページのトップへ

口座開設/資料請求