テクニカル分析に用いられるチャートにおいてよく見られるのが、縦軸に価格、横軸に時間をおいて表示させる「時系列チャート」です。これに対し横軸の時間の概念を取り除いた「非時系列チャート」があります。その中でも代表的なのが「ポイント・アンド・フィギュア」です。純粋に値動きだけを視覚的に見やすく表示させているため、細かい動きが消えて簡単にトレンドの流れを見ることができます。簡易化した故の一長一短はありますが、アメリカでは昔からポピュラーなチャートとして使用されてきました。
ポイント・アンド・フィギュアでは事前に特定の値幅を決めて、その幅を「1ポイント」とします。基準の為替レートから1ポイント以上動くと、上昇の場合には「×」を、下落の場合には「○」を記入していきます。「×」から「○」へ、または「○」から「×」への反転は、一般的に、それぞれ頂点から数えて3ポイント(実際には1ポイントずらして書き始めるので、正確には4ポイント)以上の下落、または上昇がなければなりません。なお、1ポイントの値幅をいくらに設定するかについては、投資スタイルや通貨ペア、各通貨ペアの価格水準を基に決めるのがよいでしょう。一般的に、1ポイントの値幅が大きいと、小さな価格変動を削り取ることができますが、トレンド転換への対応が遅くなります。また、1ポイントの値幅が小さいと市場の動きに敏感になるものの、相場の大きなトレンドを見失う可能性が高くなります。
※上昇時は端数切捨て、下落時は端数切り上げとなります。
ここで例を見てみましょう。
通貨ペア「USD/JPY」の現在のレートを100円と仮定します。1ポイントを10銭と設定し、反転は一般的な3ポイントとします。つまり、30銭(10銭×3ポイント)以上、逆の値動きが発生すると、右に1行移動して「○」または「×」を記入し、トレンドの転換点とみなします。
1日目の値動きは15銭の上昇、2日目は4銭の上昇、3日目は41銭の上昇、3日間で合計60銭上昇したとします。1日目は15銭の上昇なので右表の100円~100.10円まで「×」を記入します。2日目は4銭の上昇です。しかし、1ポイント(10銭)以上の上昇ではないため何も記入しません。3日目は41銭の大きな上昇ですので、右表の100.20円~100.60円まで「×」を記入します。
次に反転する場面を見てみましょう。反転の場合は頂点から数えて3ポイント以上の下落が起こったときに「○」を記入します。つまり、上記例では100.60円を頂点にすると、レートが100.30円以下になると、頂点の隣を1枠空けて「○」を記入していきます。さらに下落トレンドが続けば、1ポイントにつき「○」を加えていきます。このようにチャートが作られていきます。
※上昇時は端数切捨て、下落時は端数切り上げとなります。
イワイFXプロフェッショナルには、もちろん「ポイント・アンド・フィギュア」が装備されています。

代表的な売買サインのパターンをいくつかご紹介します。



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