以前、当コラムにおいて、一目均衡表についてご説明いたしました。
(関連コラム:2008/10/3 『FX 一目均衡表』)
この中で、強力な買いシグナルとして「三役好転」を紹介させていただきましたが覚えていらっしゃるでしょうか?もう、一度おさらいをすると、
① 転換線が基準線を上回る(基準線の横ばい、もしくは上昇が伴うこと)。
② 遅行スパンが26日前の相場を上回る。
③ 現在の相場が抵抗帯を上回る。
以上、3つの条件が整うことを「三役好転」といい、強力な買いシグナルとなる。
当然にして逆の現象が生じれば、「三役逆転」となり、強力な売りシグナルとなる。
下のチャート(視認性を明確にするため弊社にて取扱を行なっている「JP225M1(日本225指数先物6月)CFD」ではなく「.JP225(日本225指数)CFD」を用いています)をご覧下さい。
「三役逆転」の条件が確認できます。それも、あの3/11に。
① 3/9、転換線が基準線を下回る(翌3/10基準線は下降)。
② 3/10、遅行スパンが26日前の相場を下回る。
③ 3/11、現在の相場が抵抗帯を下回る。![]()
※画像をクリックすると拡大します。
哲学的・宗教的なこととなってしまうが、一目山人いわく、「「従因合果」は論理の世界、「従果合因」は相場の世界」と。前者は「原因が先にあって結果がそれに従う」、これが普通の考え方である。後者は「原因と結果、どちらが先かはわからない」という哲学的な考え方である。3/10に既に二つの条件がそろい、3つ目の条件についても3/10にはマーケットの値段は抵抗帯に達していた。残念なことではあるが、この翌日の3/11に相場を揺るがす大事態が発生してしまった。チャートはくるべき悪材料を予言していたということだろうか?
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