5月の外為相場の主役は間違いなくユーロだった。そして、今でも欧州の動向にマーケットが注目していることには変わりない。振り返ってみると3月から4月にかけての関心の的は中国・人民元ではなかっただろうか。切り上げがあるのか?その時期は?
しかし、ギリシャの財政問題に端を発した欧州圏の動揺、ユーロの急落によって人民元切り上げは遠のいたと見てよいだろう。中国は欧州向けの輸出も多く、今回のユーロ安で欧州向けの輸出が打撃を受ける可能性も大きいからだ。さらに人民元を切り上げて自国の輸出産業にハンデを負わすようなことはしないだろう。
人民元からユーロへと関心の的が移ってきた為替市場だが、では6月の主役はどうだろう?4日(現地時間)に発表される5月の雇用統計次第では、米国の出口戦略、利上げに対する関心が高まり、ドルが主役になる可能性もある。ちなみに直近のロイター予測によると非農業部門雇用者数が50万3,000人増、失業率は9.8%と、ともに前月より改善すると市場は見ている。
本資料は情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料の記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本資料の記載内容は、予告なしに変更することがあります。







