ちょうど1ヵ月ほど前「6月4日に発表される5月の雇用統計次第では、米国の出口戦略、利上げに対する関心が高まり、ドルが外為相場の主役になる可能性もある」と書いた。残念ながら期待は全く以って裏切られ、雇用統計は予想を下回り米国の利上げ観測は遠のいた。
さて、今週(現地時間2日)に発表される6月の米雇用統計はどうであろうか?市場では、非農業部門雇用者数が前月比11万人減少すると予想されている。減少は主に、国勢調査のために臨時雇用した人員の契約解除に伴うものであるが、民間部門の雇用が前月に続いて冴えない数字となれば、このところ弱含みに推移しているドルに対する売り圧力が強まることになるだろう。この2ヵ月ほど「売られ役」を演じてきたユーロに代わって、ドルが悪役を引き受けることになるのだろうか?
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