BRICsという単語は、経済発展が著しいブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字を取ったもので、ゴールドマン・サックスの20代の女性元社員が2003年10月に書いた投資家向けのレポートに初めて登場したという。今ではすっかり定着しており、同様の意味でVISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)やMENA(中東と北アフリカ)という言葉もあるし、さらに最近ではメキシコの大統領がBRICsにメキシコの「M」を加えた「BRIMC(ブリンク)」という概念を提唱したりしている。
で、先週あたりから金融市場をにぎわせているのが「PIIGS」である。もっともこれは今後の世界経済の成長を担うような育ち盛りの国の話ではなく、欧州経済、さらには世界経済の足を引っ張りかねないとされる財政不健全国の総称で、ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペインの頭文字を取ったものだ。この「PIIGS」と言う新しい言葉、一過性のもので終わるのか、あるいはBRICs並みに経済用語としての市民権を得るのか、たとえば半年後にPIIGSという言葉をどれくらいの人々が認知しているか・・・。誰もが知ってるような言葉になっていたら大変だ。
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