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椎名由紀夫の「FXの方程式」

椎名由紀夫

現役ファンドマネジャー、椎名由紀夫氏がタイムリーに提供する「プロの目から見た」相場見通し、ぜひ皆様の投資戦略のご参考としてお役立てください。

通貨ファンドが注目するユーロ/ドルの20ヶ月移動平均線

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イワイFXウイークリーアウトルック 2010年2月1日

 通貨(カレンシー)ファンドの注目通貨ペアは、ユーロ/ドルである。ユーロ/ドルは現在、ドル/円やドル/スイスに比べかなり売られすぎの状況にあり、最弱通貨となっている。1月に入ってファンド勢がユーロ/ドルに注目しているのは、相場の分岐点である「20ヶ月移動平均線」を月足ザラ場で割り込んできたからだ。1月29日の月足終値で20ヶ月移動平均線を割り込んだので、ユーロ/ドルの中期トレンドは売りに転換し4年サイクルのボトムを付けに行く可能性が大きくなった。

ユーロ/ドル(月足) 4年サイクルの周期底と20ヶ月移動平均線
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ユーロ/ドル(月足) 50ヶ月サイクルと支持線・抵抗線
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ドル/円(月足) 20ヶ月移動平均線
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 20ヶ月移動平均線は(ポンドを除く)ドルストレートの通貨ペアの売買で最も信頼性の高い順張り指標であり、ファンド勢の注目度も高い。ユーロ/ドルの20ヶ月移動平均割れという現象は、ファンドにとっては儲かろうが損をしようが、とりあえず「仕掛けのポイント」なのである。

〔今週の予想レンジ〕
 今週のドル/円、ユーロ/ドル、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円相場は、以下のチャートの「黄色の部分をコア・レンジ」とした上下の緑色の部分までの変動を予想している。黄色のコア・レンジをブレイクすると、緑色のレンジに相場の方向が移りやすい(データは2010年1月29日まで)。現在、オバマ米大統領の米金融規制案(ボルカー・ルール)がマーケット・テーマとなっているが、ボルカー大統領経済回復諮問委員会委員長が2日に講演を行う。今週は米予算教書・米雇用統計・米ISM・ECB理事会など材料が目白押しである。ボルカー講演に注意したい。

<チャートの見方(サンプル・豪ドル/円)>
上段:ADX方向性指数(緑)もちあい期間とトレンド期間の判定
   ATR相場変動幅(赤)相場リスクの計測
   Dynamic Momentum Index(黄)売られすぎ・買われすぎ指標
下段:ゾーントレード=逆張りゾーン(黄)・順張りゾーン(緑)
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ドル/円 今週の予想レンジ
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ユーロ/ドル 今週の予想レンジ
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ユーロ/円 今週の予想レンジ
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ポンド/円 今週の予想レンジ
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豪ドル/円 今週の予想レンジ
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