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椎名由紀夫の「FXの方程式」

椎名由紀夫

現役ファンドマネジャー、椎名由紀夫氏がタイムリーに提供する「プロの目から見た」相場見通し、ぜひ皆様の投資戦略のご参考としてお役立てください。

2010年1月アーカイブ

イワイFXウイークリーアウトルック2010年1月25日

 1月21日にオバマ大統領が発表した金融規制案で市場は荒れ模様となっている。

(1)商業銀行のヘッジファンドおよびプライベート・エクイティ・ファンドへの投資の禁止
(2)市場占有率の上限(預金市場のシェア10%超をもつ金融機関は解体)
(3)自己裁定取引の禁止
を柱とする金融規制案は、オバマ政権の大統領経済回復諮問委員会委員長であるポール・ボルカー元FRB議長の発案で、"Volcker Rule" (ボルカー・ルール)と呼ばれている。内容は1933年の「グラス・スティーガル法」(銀行と証券業務の分離)の復活である。

 全米30州で増税が行われ、広義の失業率が17%を超える米国では、オバマ政権への支持が急落中だ。既に1,550億ドル規模の雇用対策法案や、大手金融機関に最大1,170億ドルの金融危機責任料の課金などを発表したオバマ政権だが、大衆の不満は収まらず、民主党が負けるはずのないマサチューセッツ州の上院議員選挙の補選で負けてしまった。金融危機で焼け太りとなっている金融機関への米国民の怒りはすさまじく、11月の中間選挙が危ないオバマ政権は、「ウォール街との対決」という大衆迎合路線に舵をきっている。

 金融市場の懸念は、オバマ政権がこれまでのサマーズ国家経済会議委員長やガイトナー財務長官のソフトランディング路線から、ボルカー大統領経済回復諮問委員会委員長のハードランディング路線に方針転換した(可能性がある)ことである。オバマ大統領の方針転換で、バーナンキFRB議長の金融緩和(ジャブジャブ)路線も危うくなる可能性もある。"Volcker Rule" は、1999年にルービン・サマーズ・グリーンスパンのバブルトリオが作った「グラム・リーチ・ブライムリー法」(銀行と証券会社の垣根の撤廃)の否定だからだ。

 もっとも、この金融規制案は金融機関の反対が強い。金融機関はロビー活動などで議会に圧力をかけ、規制対象となっている自己裁定取引の禁止を骨抜きの案にすり替えると言われている。また、法案が通ればゴールドマンなどは銀行免許を返上し、投資銀行に戻るだけだろう。

 現在、リスク回避一色となっている金融市場は、どこかでオバマ政権の金融規制法案はダメージが少ないとして揺り戻しに転じるだろうが、今年の相場の“買い”は前半が勝負だ。「量的緩和の終わる4月以降の相場」は、金利の動向をはじめとして不安感がぬぐえない。この時期にインフレファイターであるボルカー元FRB議長の"Volcker Rule"が発表されたことは、一応、注意が必要だろう。

 今後、外為市場もオバマショックで崩れた相場が戻す局面があると思われる。だが、市場では、そこでファンド勢がポジション(しこり玉)をいったんはずしにくるだろうという観測が多い。上値追いは危険である。

〔今週の予想レンジ〕
 今週のドル/円、ユーロ/ドル、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円相場は、以下のチャートの「黄色の部分をコア・レンジ」とした上下の緑色の部分までの変動を予想している。黄色のコア・レンジをブレイクすると、緑色のレンジに相場の方向が移りやすい(データは2010年1月22日まで)。

ドル/円 今週の予想レンジ
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ユーロ/ドル 今週の予想レンジ
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ユーロ/円 今週の予想レンジ
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ポンド/円 今週の予想レンジ
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豪ドル/円 今週の予想レンジ
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イワイFXウイークリーアウトルック 2010年1月18日

 お金は単純なロジックでしか動かない。最近のドル/円相場は米国金利の動きがすべてだ。期待はずれに終わった米雇用統計や米小売売上高などの経済指標も瞬時に金利に織り込まれる。

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以下のチャートはここ数年の円相場が10年国債の金利差と連動していることを示すものである。

米国10年国債と日本10年国債の金利差の推移とドル/円相場
ドル/円相場は長期金利差で決まる
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欧州10年国債と日本10年国債の金利差の推移とユーロ/円相場
クロス円相場も長期金利差で決まる
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 ドル/円相場は、先週のレポートに書いた13日と21日移動平均線のバンド(帯=水色の部分)を終値で切ってしまったので、現在は調整相場となっている。この13日と21日の移動平均線バンドはトレンドフォロー(順張り)系のヘッジファンドの多くが注目している指標である。

ドル/円(日足)13日と21日の移動平均バンド(水色の帯)
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 サポートは切ったものの、ドル/円相場の14日ADXや26日標準偏差ボラティリティは上昇していない。現在のドル下落はトレンド(方向性をもった動き)ではなく、ドル買われすぎの調整的な動きと思われるが果たしてどうだろうか?

 14日のRSIは50を割り込んでおり、テクニカル的な買われ過ぎ状況は解消された。26日標準偏差ボラティリティや14日ADXのピークアウトが示唆するのは、ボックス的な調整相場への移行である。今後、26日標準偏差ボラティリティや14日ADXが大きく上昇する時が次のトレンドである。それが円安なのか円高なのかは、まだわからない。

ドル/円(日足) 
上段:14日RSI
下段:26日標準偏差ボラティリティ(青)14日ADX(緑)
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 14日ADXや26日標準偏差ボラティリティが上昇している局面(黄色の部分)の相場は強いトレンドを持っている。現在の相場がトレンド期なのか保ち合い(レンジ)期なのかの判定を、筆者は26日標準偏差ボラティリティや14日ADXをみて行っている。トレンドフォロー(順張り)派の投資家はこの黄色の部分で思い切って勝負に出るのが相場のセオリーである。

 トレンドのない相場の期間(黄色以外の部分)は、「相場が特定のレンジに入っていれば儲かるポジション」をシカゴのオプション市場で作っているが、筆者が関係するオプションファンドは昨年、ボラティリティ(相場変動率)の大幅低下により年率118%のリターンを記録した。相場が動かないと儲かる人も世の中にはいるのである。契約上の守秘義務があり、詳しいことは書けないが、トレードで使っている指標は26日・26週の標準偏差ボラティリティとATRである。

 さて、先週の相場は「1時間足」などの短期売買者には比較的収益を上げやすい局面であった。相場が21時間ボリンジャーバンドの1σ(緑のライン)を飛び出す局面(赤枠)を狙って、今後もこまめにトレードしていきたい。

ドル/円(1時間足)21時間ボリンジャーバンド1σの飛び出し局面
●移動平均線やボリンジャーバンドに「傾き」がないときは取引しない
●相場のダマシを避け、より慎重に取引するには14時間ADXの上昇局面だけを狙う
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 先週はドル/円が売られたが、筆者はドルの押し目買いとの認識を変えていない。世間では円高予想が多いようだが、前年4Q(第4四半期)に大幅な円高が続いたときには、次の年の1~2月期は巻き戻しとなることが多いという確率に賭けて、しばらくドル/円の押し目買いを継続したい。

ドル/円(月足) 10~12月期のドル安相場と翌年2月までの相場
2008年は失敗
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 最近のヘッジファンドの動きを紹介しておこう。現在、有力ヘッジファンド数社が、米国の長期金利上昇に賭ける投機的ポジションを構築しており、特にリスクを限定する形でのオプション購入が目立っている。「FRBによる景気刺激策でインフレ期待から金利が上昇する」というシナリオだ。これらのファンドはドル/円相場が米国の長期金利と連動していることから、ドル/円の買いも行っているところが多い。概ね「株買い・ドル買い・債券売り」のポートフォリオを組んでいるようだ。10年国債金利上昇のターゲットは4.0%~4.2%と言われている。

米10年国債金利(日足)
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 また、いくつかの海外ファンドや海外年金および中国勢は、“日本株”や“日本の不動産”にも大きな興味をもっている。日本株の出遅れ感(世界で最も上がっていない)もあるが、彼らは日本のデフレ持続に限界をみているようだ。過去20年、日本株の長期投資は無残な結果に終わっているが、歴史的なデフレ期間の限界(概ね20年~25年)から、日本経済もデフレ脱却の時期が近づいていると考えているようである。

 1929年の大恐慌で米国は失われた20年を経験した。日本は1990年のバブル崩壊から失われた20年の渦中に現在ある。しかし、筆者は「NYダウと日経平均のバブル崩壊のアナログモデル」を見ていると、そろそろ日本株の買いも面白いのではないかと思っている。

米国の失われた20年 1929年~1948年
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日本の失われた20年 1990年~2009年
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日本株の行方は・・・

〔今週の予想レンジ〕
 今週のドル/円、ユーロ/ドル、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円相場は、以下のチャートの「黄色の部分をコア・レンジ」とした上下の緑色の部分までの変動を予想している。黄色のコア・レンジをブレイクすると、緑色のレンジに相場の方向が移りやすい(データは2010年1月15日まで)。今週は注目される経済指標がないなか、米国企業の決算発表が相場の焦点となる。円相場は短期的な調整相場(次のトレンド待ち)に入っており、円高バイアスがかかりつつもボックス相場を形成しそうだ。

ドル/円 今週の予想レンジ
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ユーロ/ドル 今週の予想レンジ
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ユーロ/円 今週の予想レンジ
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ポンド/円 今週の予想レンジ
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豪ドル/円 今週の予想レンジ
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イワイFX ウイークリーレポート 2010年1月12日

 ドル/円相場は1月8日に93円76銭まで上昇した。11月27日安値84円76銭から約9円の値上がりである。昨年4月高値101円43銭から11月27日安値84円76銭の下げ幅に対して半値戻しを達成したところだ。この期間の<フィボナッチのリトレースメント>(50%=93円65銭・61.8%=95.49・100%=101.43)と<20ヶ月移動平均線>(2010年1月11日現在=96円91銭)は今年のドル/円相場の重要な上値抵抗ポイントである。

ドル円(日足)とフィボナッチリトレースメントによる戻りのメド
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ドル/円(月足) 20ヶ月移動平均線 円安・円高の分岐点
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 11月27日安値84円76銭がドル/円の長期5年サイクルの底であったか否かは、まだ確認がとれないが、少なくとも40週前後のサイクルの安値であった可能性は大きい。いずれにせよ、ドル/円相場は現在、修正高(ドル売られすぎの修正)の局面(現在戻り相場の7週目)にある。

ドル/円(月足)5年サイクルと2年サイクル
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 昨年12月7日のレポートで取り上げたように、ドル/円相場は60ヶ月移動平均乖離バンドのマイナス20%乖離がとりあえず円高持続の限界となった。当面のドル/円相場はこの60ヶ月移動平均線のマイナス10%~20%のバンド(チャートの黄色の部分)で推移することになろう。

ドル/円(月足) 60ヶ月移動平均乖離バンド
10%乖離(緑)・20%乖離(青)・30%乖離(赤)
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 現在、ドル/円の日足ベースの取引で筆者が何を見ているかと言うと、13日と21日移動平均線のバンド(帯=水色の部分)である。ドル/円の終値をこのバンドがサポートしている限り、ドル買いトレンドは変わらない。

ドル/円(日足)13日と21日の「移動平均バンド」(水色の帯)
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 日足より短い時間枠で手堅いトレードを好む投資家は、やはり<1時間足>での取引が良い。相場のトレンド部分を抽出(方向性を認識)する方法は、<ボリンジャーバンドの1シグマブレイク>である(移動平均やボリンジャーバンドに傾きがないときは相場に参入しない)。筆者は相場のダマシを避けるために、<ボリンジャーバンドの1シグマブレイク>ではADXを補助ツールに使っている。

ドル/円(1時間足)21時間ボリンジャーバンド1σの飛び出し局面と14時間ADXの推移
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 このところ筆者のところには、世界や米国の景気に対してかなり暗く、悲観的な見方のレポートや調査資料が舞い込んでいる。それには世界的な金融危機の再燃や、商業用不動産の損失問題、米個人消費の低迷、数字には表れない米国の雇用の実態、ヘッジファンド規制、FRBの査察問題などが書かれている。だからといって株を売れば儲かるかというと、今のところ相場は下がっていない。筆者はそれらのレポートを読んで、「米国の出口戦略は市場の予想より遅れ、利上げなど当分先になるだろう」と予感した次第である。米国の出口戦略が後手にまわるということは、バブル相場が延命するということである。

 リーマン危機後、市場のレバレッジ解消が急速に進むかと思われたが、2009年の相場は金融バブルが復活した。100年に1度とグリーンスパン前FRB議長が言った経済危機の最中で、金融機関だけは皆救済され、ウォール街・シティ・香港・上海・サンパウロなどはバブルに躍っているのが現状だ。運用の現場をみると、リーマン危機前と何も変わっていない。ITバブル崩壊を住宅バブルで食い止めるというグリーンスパン前FRB議長の手法はバーナンキFRB議長に受け継がれ、リーマン危機の連鎖による大不況は中央銀行バブルと時価会計の凍結で食い止められている。

 現在、騒がしくなっている金融機関のボーナスの規制、ヘッジファンド規制、FRBの査察(きっと何も出てこない)などの問題は、金融機関の救済や多額のボーナスに対する大衆の不満への“ガス抜き”に過ぎない可能性が大きい。議会や議員が選挙民にアピールするための予定調和的な動きだ。いささかアホらしくなってくるが、「重工業などの産業資本主義は金融資本主義に勝てない」のである。金融とIT以外はグローバルに普及しないからだ。

 資本主義はバブルサイクルである。2010年も金融資本主義を維持しようという動きのなかで、米国の景気回復をはやす声も多くなっている。米景気回復の“期待値”に支えられて米国の長期金利が上昇し、それと連動するドル/円も上昇している。

米10年国債金利とドル/円の推移(月足)
2004年以降のドル/円相場は米長期金利と連動している
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 米長期金利とドル/円の連動がどこまで続くかはわからないが、この連関相場についていくしかないだろう。最も、現在の米長期金利の上昇は米国の実体経済を映したものではなく、景気回復や出口戦略を煽る連中によって作られた動きなので、どこかでしっぺ返し(金利の低下)を喰らうだろう。そのときは素直にドル売りだ。

 現在のファンド勢の動きに触れておこう。現在のドル高の要因は米国のイールドカーブ(利回り曲線)が立ってきたからである。「短期で資金調達し長期で運用する」というのが金融機関や運用者のビジネスモデルである。イールドカーブの立っているところで運用を行うというのが金融のイロハである。これをキャリー取引と呼び、円キャリー取引は為替リスクを伴ったキャリー取引の一つである。

米国債の利回り 2年債1.02%・10年債3.82%(2010年1月7日現在)
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 過去の景気後退局面では、米国10年国債と2年国債の金利差は概ね2.5%(250ベーシス)まで拡大している。2010年1月7日現在の米国10年国債と2年国債の金利差は2.80%(280ベーシス)に達している。ゼロ金利の時代、為替リスクなしで2.8%の金利差(タダ飯)を享受できるのであれば、米国の運用者はあえて為替リスクやあぶないカントリー(ソブリン)リスクをとる必要がない。したがって、米国のファンド勢や投資銀行は海外運用資産の一部を米国に戻す動きに出ている。このポートフォリオの組み替えというアセットアプローチが現在のドル高の最大要因となっている。

NYダウと長短金利スプレッド 長短スプレッド拡大局面(黄枠)
<米国株が爆発的に上昇するのは長短スプレッドが縮小(リスクテイクが必要となる)する過程である>
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 筆者はとりあえず、昨年の12月から始めたドル/円の押し目買い戦略を2月までは続けていく予定である。

〔今週の予想レンジ〕
 今週のドル/円、ユーロ/ドル、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円相場は、以下のチャートの「黄色の部分をコア・レンジ」とした上下の緑色の部分までの変動を予想している。黄色のコア・レンジをブレイクすると、緑色のレンジに相場の方向が移りやすい(データは2010年1月8日まで)。先週末日に発表された12月の米非農業部門雇用者数は-8.5万人と市場予想を下回ったが(12月の寒波の影響も)、11月の非農業部門雇用者数が+4,000人に上方修正されるなど判断に苦しむ内容であった。米国の利上げ観測が週末の米雇用統計を受けて大きく変化するかどうかを見極める意味で、今週の米金利の動向は重要である。14日の米小売売上高には注目したい。米金利の動きによっては、今週が相場の分岐点となる可能性がある。

ドル/円 今週の予想レンジ
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ユーロ/ドル 今週の予想レンジ
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ユーロ/円 今週の予想レンジ
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ポンド/円 今週の予想レンジ
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豪ドル/円 今週の予想レンジ
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